自由になりたい

生き方は自分で決めていいんだ

欲しい物を手に入れるには

欲しい物があるから手に入れたくなる

 

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恒常性を維持したいから

 

 ホメオスタシスについては昨日書きました

 必要な不安定、ストレス

 それをダイナミックに維持する内部システム

 

 ニンゲンには生来そなわっているので

 意識に上がることはないです

 

 では、このホメオスタシスが「やる気」と

 どう関わってくるのか

 

 そのダイナミックな作用が

 目標(目的)をたっせいするための

 手段になっているから

 

 お腹が空いた(不快)

 食べたい(動因)

 食べる(行動)

 

 この場合、動機は「お腹が空いた」になり

 「不快を解決したい」という欲求がでます

 不快を解消するための手段はいろいろありますが

 ほとんどの方は「空腹を満たす」「空腹をまぎらわす」

 という解決策をとります

 

 動機づけとは

 不快を解消するために感情が動くことで

 自分なりの解消方法をとろうとした原因部分です

 

 で、動機とは

 人間がある状況のもとで

 「その行動を決定する意識的・無意識的な原因」

 

 生きるうえでの原因は意識に上ってこないので

 「お酢を舐めたから、いつもより多めに膵液だそう♪」

 「体内の水分が少ないから、尿道でH2Oをもっと再利用しなきゃ!」

 なんてこと考えたりしなくても

 勝手にやってくれます

 でも、そこにはニンゲンの本能ともいうべき

 ダイナミックな作用があります

 

 ただ、意識に上ってこないだけです

 で、偶有性をはらんでいます

 

 のどが渇いた、お腹が減った、眠りたい、疲れた、トイレ行きたい

 

 快をもとめ、不快をさける

 

 これを外因的刺激からくる欲求を

 解消する行動に出る(出ない)原因になるので

 

 外発的動機づけと言います

 

  外発的動機づけは「本能」とも言いかえることができるため

 欲求解消に使われる

 肉体的・精神的のパワーがものすごく強い

 

 外発的動機づけを

 洗脳テクニックに利用されることが多いため

 こじれて動機づけされた

 感情、やる気、行動は

 

 じょうずにヒモ解かないと

 かなりヤベェ状態になってしまいます

 

 外発があるならもちろん

 

内発的動機づけもある

 

 行動そのものが目標(目的)になっている

 

 外発的動機からくるのは

 欲求(快をもとめ、不快をさける)があって

 解消したいと思って行動に出る(出ない)

 

 内発的動機は

 行動が欲求となっている

 

 子どものころから体が弱かった角田さん

 すこしでも体を強くしたくて空手をはじめた

 

 「自分の病弱さをどうにかしたくて、空手をするという行動をとる」

 

 病弱でも生きていけます

 空手以外の方法もあります

 水泳を始める方、環境の良いところへ引っ越す方

 

 病弱も空手も絶対条件ではないです

 

 空手がすべての人にとって良い方法ではない

 病弱の解消をジブンの考えでキメる

 病弱の解消をDrの意見をもらわなかった

 子どものころの考えは経験がたりないので最善策ではない

 キメるという選択が正しい保証はない

 ちがう環境、ちがう考え、ちがう情報と比べていない

 

 角田さんがまちがっているのでないです

 ただ、そこには正しさというものは必要ないのです

 

 つまり

 ニンゲンの行動に正しさは必要ない

 ということです

 

 

 以前にも書いたことですが、

 重要なのでもう一度

 

 内発的にでてきた欲求=行動

 外発的動機づけを介入されたとします

 自分で介入させても

 他人から介入されても

 ほぼ同じことなのですが

 

 外発的動機は「ごほうび」です

 

 「この大会で優勝したら自分にごほうびをあげよう!」

 「市内で一番になったら欲しい物買ってあげる!」

 ってやつ

 

 「自分で自分を褒めてあげたい」

 くらいなら良いのですが

 

 ごほうびが目当てになって

 もとは病弱だった自分のため

 という欲求を

 勝ったらごほうび貰えるから

 に変わってしまうと

 

 空手をする目的が「ごほうび」になってしまう

 

 外発的動機づけは本能に近く

 とても強力なパワーがあるため

 内発的動機づけだったはずの行動が

 外発的動機に入れ代わってしまう

 

 これが「ごほうび」だめな理由です

 

 

空手をつづける角田さん

 

 もうひとつ

 

 病弱だった角田さんは

 空手をすることで

 はじめ目標だった

 強い自分を手に入れます

 

 目標は達成されました

 

 でも、角田さんはごほうびもないのに

 ツラい練習を続けました

 

 厳密に言うと

 「病弱を解消したい」は外発的動機づけです

 それが内発的動機づけになり、自律した

 

 自分のなかの欲求が

 はじめの目標をクリアしても

 さらに高くなる

 

 ここには自己実現という

 意識に上ることができる

 本能的にもとめる欲求に関与していきます

 

 次回は、ニンゲンがダイナミックに

 刺激をほしがることについて

 モチベーションを取り上げていきたいと思います

 

 

 

  少しでもお話ししてみたいという方は

  

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感情と動機について

動機があればやる気になる

 

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新生児のころから発生している

 

 先週、作業興奮について書きましたが

 今日はもう少し突っ込みます

 ここまで書くと

 読みづらいとは思いますが

 まぁ、自分用のメモですね

 

 心理学の研究は歴史的に見ればつい最近のものです

 見えない世界なので

 オカルトや超能力と一緒にされて

 カン違いされたままの分野もあります

 

 以前、どなたかが

 「メンタリストのDaigoさんは心理学者ではなく心理学好きな青年」

 と表現していました

 

 んー、ビジネスで成功することがDaigoさんの狙いなら

 完璧に成功しましたけどね

 

 心理学はまだまだ未成長の分野です

 なので、今の解答が当たっているかは

 これからの未来にかかってます

 

 新生児にも運動(作用)があります

 だいたい生後11ヶ月までには

 

 はよろこびや愛

 不快は痛みや怒り、恐れになっていきます

 

 親(主な育成者)との感情のやり取りも

 この快や不快の感覚から学んでいきます

 

 生きることで発生する興奮が

 ある時はここちよい

 ある時は居ごこちわるい

 に分かれます

 

 それが親(主な育成者)との交流反応の中で

 ある程度の一般化がみられます

 

 生まれてからは

 足をバタバタしたり

 なんとなく笑ったり

 目を見開いたり

 

 はじめは特に意味を持った行動ではないのですが

 おしりが濡れていたり

 お腹が空いたり

 なんとなく泣いたり

 

 そこから親(主な育成者)がどんな反応を起こすかで

 じょじょに一般化して学んでゆきます

 

 そうすると、はじめは意味をもたない運動(作用)だったのが

 「どうすれば望むものを手に入れることができるか」

 という意味が生まれます

 

 その意味を持つことが動機になります

 

 この「望むもの」が

 本人にとっても

 親(主に育成者)にとっても

 「良い」ものであるとは限りません

 

 これはラケット感情などで詳しくみていきますが

 意味のない、または良くない場合が往々にしてあるのです

 

 

動機(Motive)とは恒常性の維持

 

  恒常性ってききなれないコトバですが

 恒温動物にたいして変温動物なんて

 いつだったか習った気もします

 変わらないでいようとすると言ってしまうと

 ニュアンスが違いますが

 「その状態を維持しよう」というカンジです

 

 人間の体はすごいもので

 お酢を小さじいっぱい舐めたとします

 すると浸透圧が変わって

 酢酸成分をうすめようと、勝手にしてくれます

 

 だってpHがかわるのは生きていく上でこまりますから

 

 ニンゲンのpHはおよそ7.4です

 中性を7として

 酸性が0

 アルカリ性が14

 

 ニンゲンの体の中は

 唾液がおよそ7

 胃液が1

 腸管が8.3

 で、体液が7.4です

 

 胃液は超酸性でその中でも生きられる

 ピロリ菌はすごいな~

 

 このバランスが崩れると

 たちまち人間の体はおかしくなってしまう

 

 生命の危機です

 

 でも、お酢を舐めてもなんとも無い

 それは人間の体が

 恒常性を持っているから

 専門的にはホメオスタシスていいますが

 

 これはややダイナミック作用です

 

 ワンちゃんが体温を維持しようと

 ベロを出して一生懸命

 ハァハァハァハァいってるカンジ

 

 ニンゲンの恒常性は

 不安定であるがゆえに安定し

 安定するために不安定さが必要

 

 不安定であることはストレスです

 

 ノンストレスがいい!って思ってる方も

 じつはストレスがないと生きていけません

 

 ストレスや不安定さは生きるのに必要なのです

 

 そしてそれは偶有性を含む

 

 

必要な偶有性

 

 偶有性って聞き慣れないワードがまた出てきました

 偶然な性質ってことでいいです

 

 蜂の巣の形って大体似てます

 でも、一つとしてコピーはない

 

 自然界にはストレスがあって

 不安定さがあって

 たまたま偶然がある

 

 ゲーデル不完全性定理とはちがいます

 

 完璧とか無矛盾とかでなく

 

 ホントにたまたま偶然

 

 説明しろって言われても

 説明できないんだよな

 ホント、たまたまだから

 

 ニンゲンが生きていく上で

 必要な偶有性で 

 必要な不安定さで

 必要なストレス

 

 次回は

 恒常性と偶有性が

 ニンゲンのやる気や動機に

 どう関係してくるのか

 について記事を書きたいと思います

 

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【超強力】心理テクニック

ジブンも今日まで気づけなかった

 

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できないって言うヒト

 

 やる気が出ないな~

 ってときはたくさんあります

 

 「どうしてやりたくないの?」

 「だってやりたくないんだもん」

 

 子どもだけじゃなく

 オトナになってもやりたくない時はある

 しかたがないよ

 だってやりたくないんでしょ?

 

 今日は「やりたくない」をどうするか

 というハナシではありません

 

 「できない」≒「やりたくない」

 っていうのはけっこう有名です

 

 「できない」のは

 もし、それをすれば

 今よりも嫌な状態に

 なるからです

 

 できないッて言ってるヒトほど

 その労力を使いたくない

 ジブンを守っている

 変化したくない

 今よりも嫌な状態になりたくない

 

 自己防衛が強いです

 

 できないっていているヒトは

 「やっぱジブンではナントカしたくない」

 ってウラで思ってる

 

 助けてほしいけど

 ジブンではやりたくない!ってね

 

 やる気がでたらまた来てね!

 

 

作業興奮という心理テク

  

 「やりたくないことをやって、イヤじゃないの?」

 「イヤだけどやらなきゃお給料もらえないじゃん」

 

 「今日はランニングに行かないの?」

 「風強いからな~」

 

 「保育園いかなきゃダメよ!」

 「やだっ、ママといっしょにいるもん!」

 

 あるあるでしょう?

 本とかyoutube

 「やる気がでない時の対処法」

 みたいなのがたくさんあると思うので

 そちらも参考になさってください

 

 やり始めてみると行動が強化子(認知的不協和)となり

 その作業をすることが好きになったり、やる気が出てくる

 

 とにかくやる!ってこと

 

 子どもであれば

 「5数えたらやるよ!1,2,3,4,GO!」

 「手を10回たたいたら始めて!」

 「きょうそう!よーいスタート!」

 

 オトナなら

 モチベーションでなんとかなるかな?

 

 ただし、「これが終わったらご褒美ご褒美♪」はNGです

 

 やり始めたらたのしくなるのではなく

 

 やり終わったらご褒美がある

 「じゃあ、ご褒美がなければやらないのね?」

 

 目的があるからやるはNG

 子どもにも、「靴下はいたらテレビみていいから」

 では、「靴下をはくこと」へのやる気でなく

 「テレビを見るための手段の」クリアになる

 

 作業興奮は作業によって興奮し、なぜかこの作業ができてしまうのが目的

 

 作業ができているということは

 ジブンはこの作業が好きなのかも知れない

 好きだから作業してるのだから

 明日もこの作業やろう

 

 で、作業興奮の出来あがり

 

 そんな中の反省点がありました

 

いつのまにか作業が目的になっていた

 

 ボクは日中は別の仕事をしています

 

 ヒトの課題をとり上げ

 「この課題をクリアさせるにはどうすればいいか」

 「社会に適応するにはNOをつきつける」

 「1ヶ月先の仕事内容まできめる」

 

 やり始めた時は

 ホントに心が引き裂かれるようでした

 

 「ヒトを否定する」

 「できないことをあぶり出す」

 「できなければ社会に適応できないと伝える」

 「ペンディングを許さない」

  ※ペンディングとは、あることを未決定のままにしておくコト

 

 このペンディングできないっていうのはけっこうな地獄でした

 

 「決めないことがいかに大切か」

 

 意味がわからないって方もたくさんいるでしょう

 

 でも「行間を読む」

 とか「Between」

 そして「ペンディング

 

 ペンディングしていると

 日中の仕事はできないし

 

 間を多用してると

 会議中に「聞いてます?」

 

 セッション中に「課題」というコトバをつかいそうになり

 ギクシャクギクシャク

 

 ペンディングで意思決定を待っていたら

 

 「言ってることが違う」

 

 なんも言ってないから起こる

 いろんな行き違い

 

 こりゃ、どちらかの仕事をセーブせにゃやべえな

 

 毎日、サレンダーしたりメディテーションしてるけど

 

 しごとが別の方向むいてるって。。。

 

 試練かな

 

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無意識と差別のカンケイ

差別はなくならない

 

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差別は無意識的に発動する

 

 数日UPできませんでしたが

 土日はしっかり休みたいですね

 ジブンの健康がやっぱり大切

 

 差別について

 

デジタル大辞泉の解説

[名](スル)
 あるものと別のあるものとの間に認められる違い。また、それに従って区別すること。「両者の差別を明らかにする」
 取り扱いに差をつけること。特に、他よりも不当に低く取り扱うこと。「性別によって差別しない」「人種差別
 ⇒しゃべつ(差別)
 「さべつ(差別)」に同じ。
「世のために益あることは躊躇(たゆた)うことなく為し、絶えて彼此(かれこれ)の―なし」〈樗牛滝口入道
 仏語。万物の本体が一如平等であるのに対し、その万物に高下・善悪などの特殊相があること。
 違いを分けてディスカウントすること

   *ディスカウントについてはディスカウントストアーをイメージしてください

   その人をホントの価値より割引して扱うことです

 

 違いは仕方ないです

 男と女はちがう性別ですし

 男が女になりたくてもなれません

 もちろん女が男になりたくてもなれません

 

 大切なのは男は女のどこに惹かれて女になりたいと思ったか

 

 トランスジェンダー問題を取り上げるわけでないので

 違いをイメージできれば良いです

 

 トランスジェンダーは性別への違和感の解消

 自己一致するために必要な解消なので

 トランスジェンダーの方で文章に違和感がある方は

 犬や猫、白や黒に置き換えてみてください

 

 男性のAさんは女性のBさんのどの部分を手に入れることができれば

 自分はより自分に近づくとカンジているか

 

 そこには明らかに違いがあります

 

 違うからそこに「あこがれ」や「ねたみ」

 が生まれます

 

 この「あこがれ」や「ねたみ」がなければ

 違いを受け入れることができるのでしょう

 

 この違いを認識するチカラは子どもにもあります

 

 生まれたばかりの白人と黒人の子どもを同じ家で

 同じ親のもとで育てるという実験があります

 

 この白人の子と黒人の子は兄弟として育ちます

 いわば家族で、仲のよい兄弟です

 

 この2人がケンカをしたときの記録が残っています

 ケンカをするとどうなるか

違いをカンジている

  

   白人の子は、兄弟である黒人の子に対し

 「このニガー!」といい

 黒人の子は、白人の子に

 「このホワイティ!」というのです

 

 違いをお互いにカンジていて

 それをケンカの時に突きつける

 もちろんどちらも他人につかえば

 差別用語ですから、大変なことになります

 人種差別としてニュースをさわがせることでしょう

 

 この2人は差別をしようとして言ったのではないのですが

 違いをつよくカンジていたのでしょう

 その違いをコトバに出すことが人種差別と知らず

 

 違いを認識するまでは罪ではありません

 自由思想ですから

 

 コトバに「する」か「しない」のみで

 人種差別に「なる」か「ならない」になるのは

 

 それを気にしているヒトに

 考える猶予をあたえることになるからでしょう

 

 肌の色の違いで何かが変わるというのは

 思い込みでもあり、それだけ歴史に刻まれたモンダイでもあります

 

 前述の違う性別のところにこの人種差別をあててみると

 白人は黒人に「あこがれ」または「ねたみ」があり

 違いを差別にすることで自分たちの強さを確信したかった

 

 そして黒人も白人になれば「仕事」や「お金」が手にはいる

 差別から抜け出せると感じるのです

 

 本来、人種的に強い黒人が白人から差別を受けるようになったのには

 ユダヤヒトラーの関係を知る必要があります

 

 今回は差別は無意識から起こるという内容で

 

差別は受ける側の感情

 

 違いをカンジてそれを表現することに

 本来、罪はありません

 

 「あら、あなたの肌は白いのね」

 「うん、アナタの肌は黒いのね」

 その後、なにかを感じるでしょうか?

 

 「いいなぁ~」だったり

 「変なのぉ~」もあります

 でも、「嫌だな」ッて感じるのって変ですよね

 

 「アナタの肌の色は白いのね。嫌だわ」には

 なぜ?がないのです

 

 このなぜ?

 生まれてからこれまでずっと

 生まれた国からうける教育や

 家族や周りのヒトに影響をうけて

 無意識にできあがる

 コトバは悪いですが

 わたしたちは、だれからの影響も受けずに

 成熟していくことができない

 

 良くも悪くもマインドコントロール避けることができない

 という大前提のうえに成り立っています

 

 この世の中のだれでも

 マインドコントロールをうけている

 マインドコントロールされるものです

 

 ネットなどで自分にとって都合のいい情報しかみないヒトは

 自分にとって都合のいいマインドコントロールを選択してます

 

 自分にとって都合のいい自分

 ってなんですか?

 

 自分が自分のためだけに生きている?

 自分が他人のためにのみ生きている?

 

 大切なのはそのバランスと自己一致でしょ

 

赤い花は赤く咲け、白い花は白く咲け

 

 咲くことが目的になっていないと

 

 赤い花は

 咲いている白い花に「あこがれ」「ねたみ」をもち

 白くなれば咲けるんだと思ってしまう

 

 赤い花は咲くことを忘れ

 白くなることにチカラをつかい

 

 白くなれないことに気づかないまま

 寿命を迎え、時間切れになってしまう

 

 赤い花は赤く咲けばよいのです

 

 あなたはそのままで良い

 

 大切なのは。。。

 

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家庭内暴力とひきこもり

人とうまくいかない病理

 

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ひきこもりで家庭内暴力を起こす人は。。。

ひきこもりは1つの症状にすぎない

 

 「ひきこもりは」、「状態」です

 いろいろな「ひきこもり」の背景があり

 その1つの場面が「ひきこもり」状態

 

 その「状態」はいろんな土台のうえにあります

 

 土台がちがうので

 「状態」は同じでも

 ひとくくりにできない

 

 DVをふくむ「状態」の場合

 けっこうな確率である病態にあります

 

 DVがあると

 ひきこもりの状態をどうするか

 よりも

 どうしたらDVが起こらないか

 に家族の意識がもっていかれちゃう

 

 ひきこもりよりDVがモンダイになっちゃう

 

 ひきこもりをどうするか

 DVをどうするか

 

 ではなく、DVをこわがって

 DVがなければ平和だと感じてしまう

 

 その状態は、ホントの問題を

 問題としてみていない

 だから、DVさえばければ

 にチカラがもっていかれる

 

 DVを起こすひきこもりは

 どんな病態をかくしているのか。。。

 

 

パーソナリティ障害に隠された状態

  

 ある人格の傾向が異常なほど強く

 ガンコすぎて社会に打ちとけない

 

 その人格の種類は

 考え方や、解釈のしかた

 他人の感情がわからない

 自分の感情もわからない

 なにを聞かれているか意味がわからない

 衝動をとめられない

 といったものが長く続きすぎて

 社会に打ちとけられず

 本人的にも苦しみをともなう

 

 またテレビのことになってしまうが

 どーもテレビに出てくるひきこもりは

 気に入らないことがあると

 「キレる」っていうのが定番らしい

 衝動をとめられないッて部分

 

 ひきこもり=キレる

 ひきこもり=ネット

 ひきこもり=〇〇

 

 それはテレビの中のハナシだと

 割り切って観ていただきたい

 

 DV=ひきこもり

 っていう図式にはならない

 

 ひきこもり と DV は分けて考える

 

 そこで、「DVをふくんだひきこもり」について

 

 なぜ他人とうまくいかず、ひきこもってしまうのか

 なぜ他人とうまくいかず、攻撃的になってしまうのか

 なぜ、他人と、うまく、やっていけないのか

 

 それはパーソナリティ障害をはらんでいるから

 

  

親のチカラがなくなる時

 

 子どもの頃から

 他人とうまくやれない

 なんか他人に劣等感がある

 

 そんな子どもの最大の味方は「親」

 「母親」の優しさに癒やされ

 「父親」の絶対的権力に憧れる

 

 「親」のルールを守っていれば

 自分は他人のレールから外れない

 

 だから「親」のルールを守ることで

 自分の自信のなさや劣等感を感じないですむ

 

 。。。思春期までは。。。

 

 思春期になると

 自分の感受性にも変化がでてくる

 そして友人や知り合いの生活パターンが多様化し

 「親」のルールでは適応できなくなる

 

 そうして「親」への無力感が

 怒りにかわってくる

 

 他人も自分も思春期になり

 肉体的、性的な変かのまっただなかで

 親に絶望するという大きな

 越えることのできない壁に

 ぶち当たっていく

 

 ホントは他人とうまくやりたい

 でも、うまくいかない

 「親」を信じていれば

 他人とうまくやれる

 せめて他人とのレールからは外れない

 

 それが思春期に崩れ去ることになる

 

 他人とうまくやりたい

 失敗したくない

 批判されたくない

 拒絶されたくない

 自分を愛して

 自分を受け入れて

 という気持ちからくる欲求を

 「親」にたよって順応してきたようにみえた

 

 なのにまた他人から拒否されてしまった

 

 奥底には信じていた親への

 絶望からくる怒りがある

 

 

回避性パーソナリティ障害

  

 パーソナリティ障害の中には

 他人とうまくいかないことを恐れ

 

 他人から拒否されることを

 自分の命をかけて

 避ける

 

 その生き方のための必要なひきこもりがあり

 親への絶望的なまでの怒りがある

 

 そして自分は悪くないとかんがえ

 自分の問題を

 他人が悪いということにすりかえ

 いつまでも治療的アプローチに進展しない

 

 問題を自分の問題と認識することではじめて

 その子の人生は動き出せる

 

 今日は先日相談に来てくださった方へ向け

 すこし漢字多めでお送りしました

 

 ひきこもり問題は大きな社会現象です 

 

 なのに治療法が確立していない理由や

 ママ友やテレビの中に答えを求めてはいけない理由を

 数回に分けて書きました

 

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ひきこもりへの対応

環境をかえる

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聞こえないメッセージ




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短くてもいいから野外キャンプ

 

 昨日は

 穴に墜ちたひきこもりを

 ロープを使って助けるたとえ話を出しました

 

 いわば

 待ってタイミングをとる

 方法です

 

 「もう待てない!」

 「いつまで待つの?」

 っていう家族もいます

 

 この方法は

 ひきこもり本人のタイミングをみて

 墜ちないように墜ちないように

 そ~っと

 「右手はここ。次は左足をこっちに」

 ってカウンセリングしていくカンジです

 

 もうそんな状態じゃない

 本人にそんな気が起こりそうにもない

 家族じゃ判断できない

 

 では、相談してください

 

 それはちょっと。。。

 

 ほかに、家族でできることない?

 

 ってことで、最初に書きましたが

 

 「2,3日でいいから野外キャンプでもしましょ」

 

 すこしでもいいから環境をかえましょう

 

 ひきこもっていた日常とはちがう

 非日常になる

 

 ひきこもれていた環境とは切り離された環境になる

 

 ひきこもれていた日常のモンダイが

 白紙になることで

 モンダイがモンダイでなくなる

 

 切り離された環境では

 ひきこもっていたジブンから

 ありのままのジブンになる

 

 ひきこもりの時に感じていた無理と

 野外キャンプで感じる無理はちがうものになる

 

 キャンプ場にはたくさんの他人がいて

 つねにジブンを誰かが見ている

 不自由さやジブンのペースではなくなる

 

 ひきこもっていた時と

 まったく別の生きづらさを経験できる

 

 実際に、ひきこもりの支援に

 野外キャンプを行っている団体もあります

 

 ひきこもりの原因となった環境から

 ちがう環境に変えることで

 そのモンダイは白紙になる

 

 家族としては心配かもしれません

 でも、ひきこもりの対応の原則を

 覚えておいてください

 

 

アウトラインをとらえる

 

 一緒に住んでいるため

 毎日、毎時間

 なやみは出てきます

 

 そんな中、明日や半年後、数年後まで

 考えるヨユウはないかも知れません

 

 だから、ここだけでも

 専門家などとお話をするといい

 

 ひきこもりからのリカバリーは

 本人の成長がいちばん大切です

 

 セッションやセラピー

 カウンセリングや野外キャンプを通じ

 ひきこもり本人が成長しない限り

 ひきこもりは解消されない

 

 そしてひきこもりから

 リカバリーしたときには

 本人は成長できたという

 ニンゲンとして一段上に登っていけた

 

 思えないかも知れませんが

 成長するチャンス

 なんです

 

 成長をできるチャンスにいる家族を

 信じて見守ること

 それが寄りそうってことです

 

 その家族を

 まずは受け入れてください

 

  

北風と太陽

 

 有名なハナシなので

 知ってますね

 

 

 ある日、北風と太陽が言い争いをしていました。

 「どちらが強いのか」

 ただ話いてるだけではラチが明かないので

 チカラ比べをすることにしました。

 「道を歩いている旅人の上着を脱がせたほうが勝ち」

 北風は、力いっぱい冷たい風を吹いて上着を吹き飛ばそうとします。

 しかし旅人は寒さにぶるぶると震え、上着をしっかりと押さえてしまい

 脱がせることはできませんでした。

 太陽は、さんさんと光を照らします。

 最初は優しいあたたかさで旅人を包んでいましたが

 だんだん日差しを強くしていくと、

 旅人はあまりの暑さに上着を脱ぎました。

 チカラ比べは太陽の勝ち。

 手っ取り早く乱暴な手段をとった北風よりも

 ゆっくりと気長に着実な方法を選んだ太陽のほうが

 目的を果たしたというお話。

 

 教訓は

 外から強いチカラを加えても

 目的はかなわないってこと

 

 ひきこもりを何とかしたいとき

 無理に外へ出そうとしても

 外へは出ないです

 

 内側から温めることで

 心をゆっくりほぐす

 

 回りくどいと思われることが

 じつは早い解消につながります

 

 目的を果たしたいなら。。。

 

 

モンダイだけをみてはいけない

 

 不登校を例にします

 

 不登校は「学校に行けない」

 が家族の主訴になります

 

 学校に行けない

 だからひきこもり

 学校に行けば

 ひきこもりじゃない

 

 と考えて

 学校に行くことで

 ひきこもりが解消する

 と考えてしまいがちです

 

 学校に行くことが

 ひきこもりのモンダイ解消じゃないです

 

 そしてもっと重要なこと

 原因がなくなっても

 ひきこもりという状態が

 解消するとは限らない

 てか、原因がなくなっても

 ひきこもりは治りませんよ

 

 そして、登校するという

 無理なチカラを外から加えれば

 北風と太陽になります

 

 それは本人をさらに苦しめることになり

 ひきこもりは解消にむかわず

 どんどん苦しみは増していくばかり

 

 その不快から逃げ出す行動を

 ひきこもり本人は

 強化しながら

 その行動を続けていく

 

 課題や原因、主訴に

 こだわり続けることが

 本人を苦しめ

 ひきこもりを強化してしまいます

 

 だから、専門家にそうだんしてください

 ママ友や知り合いではなく

 精神科医スクールカウンセラー

 県や市役所にも

 相談できる窓口はあります

 

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機能不全家庭をよくするには

家族のやくわりをハッキリして

 

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バラバラになってません?
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友だち感覚の親はNG

 

 友だちのような親っていうカンケイ

 あこがれますか?

 

 「何でも話せて、イイ感じ」

 

 それは友だちですよ

 

 友だち親子は

 ホントは子ども

 ホントは親でしょ

 

 子どもが何か

 失敗したり

 悩んでたり

 問題おこしたり

 するよね

 いろんな経験がすくない

 子どもなんだから

 

 失敗したり問題起こしたらさ

 親がセキニンとるんだよ

 

 友だちはセキニンとらない

 

 友だち親子っていう親は

 子どもに関心がない

 または

 子どもに責任もてない

 いわば

 自分が子ども

 

 ケンイのある親がいて

 セキニンとれる親がいて

 

 家庭だよね

 友だちしかいない家は

 シェアハウスだね

 

 離婚してるとか

 生まれながらに片親とか

 養子とか

 

 そういうことじゃなく

 

 家のなかに、きちんと

 父性と母性があるか

 

 そして

 親子関係だけでなく

 夫婦関係も機能してるか

 

 家庭のなかで悩みを分け合って

 家庭のなかで助けられ

 家庭のなかでストレスがいやされる

 

 だから子どもは

 元気に外に出ていける

 

 まず親が、親になるカクゴもたなきゃ

 

子ども部屋がモンダイじゃない

 

 子ども部屋をコシツであたえること

 たしかに

 コシツがないくらいせまい日本の家では

 ひきこもるのもタイヘンでしょ

 

 ひきこもれないと

 親といるか

 家出するんで

 やっぱりひきこもれない

 

 じゃあ、コシツにしなければ解決するか

 

 というか、コシツがモンダイじゃないんです

 

 ちょおっとカタイ言い方になります

 

 モンダイを起こした子どもが

 家庭で悩みを分かち合えずに

 不適切にコシツを使用すること

 

 がモンダイです

 

 はじめの段階で

 親が子どものセキニンを取れないことで

 子どもは家庭でモンダイを話せない

 または、テレビでみて

 話さないものだってカン違いしてる

 

 実際のひきこもりってテレビが作ってるんです

 

 テレビのエイキョウはんぱねぇ

 

 サラリーマンの年になって

 ドラマのなかじゃ

 ひきこもり真っ最中

 

 ゲンジツではへります

 20歳ころに

 

 部屋をくらくしてゲームやネットに。。。

 

 テレビの見すぎ

 

 実際に知らないヒトは

 テレビ見て

 「ほぉ~、ひきこもるときはこうすればいいのか」

 「ひきこもりってこんなカンジなんだぁ」

 ってかってにひきこもりを勉強しちゃう

 

 洗脳ですな、一種の

 

 ひきこもり像ができあがったら

 テレビで見たようなヒトが目の前にいて

 かってにひきこもり認定して

 されたほうもおなじようなひきこもり像だったら

 ひきこもり確定

 

 みんなのもつひきこもり像を押し付けられ

 「みんながひきこもりっていうんだから、ジブンはそうなんだ」

 「え、おれってひきこもりっていうの?じゃあ、ひきこもるか」

 「テレビで見たひきこもりは。。。よし、ネットだ、ゲームだDVだ」

 

 このパターンにならないように気をつけて

 

 ひきこもりは年齢ごとに

 閉じこもり型から親にべったり型

 になります

 

 テレビだと思って楽しめるヒトはいいのですが

 テレビの世界がホントだって思っちゃうヒトは

 要注意です

 

 じゃあ、なにをしたらいいの?

  

日ごろできること

 

 ひきこもっている方とのカンケイ作りは

 ヒジョーに時間がかかる

 ということを絶対忘れないでください

 

 一番ツラいのはひきこもっている方です

 

 そのツラい思いをしている方に

 「まだ?」

 「はやく」

 なんて言えないです

 

 10メートル下の穴にいる方に

 ロープ垂らして

 「まだ?」「はやくして」

 ッて言えます?

 

 タイセツなのは

 「ロープを握ったら、こうゆうことが待ってるよ」

 「だから、あなたのペースで登ってきてね」

 

 ロープ握ったら家族みんなで無理やり引っぱる

 なんてダメですよ

 

 途中で手をはなしたら、落ちてまた痛いし

 もうロープをみても握らないかもしれない

 

 引っぱるんじゃなくてえぇ

 登ってきてもらう

 

 カンセリングでは

 登る意志のないかたは

 

 カウンセリングしません

 

 登りたいって言ってくれて

 はじめて「あなたのペースで。。。」

 ッて言えますからね

 

 ボクはまだまだ未熟なので

 家族療法や円環的アプローチや

 短期療法はできませんが

 

 ひきこもりの治療に

 時間がかかり

 ミスができない

 ッて考えると

 

 ベテランのカウンセラーにおまかせです

 

 でも、すこしでも

 はなしてみたいと思っていただいたら

 

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