自由になりたい

生き方は自分で決めていいんだ

家庭内暴力とひきこもり

人とうまくいかない病理

 

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ひきこもりで家庭内暴力を起こす人は。。。

ひきこもりは1つの症状にすぎない

 

 「ひきこもりは」、「状態」です

 いろいろな「ひきこもり」の背景があり

 その1つの場面が「ひきこもり」状態

 

 その「状態」はいろんな土台のうえにあります

 

 土台がちがうので

 「状態」は同じでも

 ひとくくりにできない

 

 DVをふくむ「状態」の場合

 けっこうな確率である病態にあります

 

 DVがあると

 ひきこもりの状態をどうするか

 よりも

 どうしたらDVが起こらないか

 に家族の意識がもっていかれちゃう

 

 ひきこもりよりDVがモンダイになっちゃう

 

 ひきこもりをどうするか

 DVをどうするか

 

 ではなく、DVをこわがって

 DVがなければ平和だと感じてしまう

 

 その状態は、ホントの問題を

 問題としてみていない

 だから、DVさえばければ

 にチカラがもっていかれる

 

 DVを起こすひきこもりは

 どんな病態をかくしているのか。。。

 

 

パーソナリティ障害に隠された状態

  

 ある人格の傾向が異常なほど強く

 ガンコすぎて社会に打ちとけない

 

 その人格の種類は

 考え方や、解釈のしかた

 他人の感情がわからない

 自分の感情もわからない

 なにを聞かれているか意味がわからない

 衝動をとめられない

 といったものが長く続きすぎて

 社会に打ちとけられず

 本人的にも苦しみをともなう

 

 またテレビのことになってしまうが

 どーもテレビに出てくるひきこもりは

 気に入らないことがあると

 「キレる」っていうのが定番らしい

 衝動をとめられないッて部分

 

 ひきこもり=キレる

 ひきこもり=ネット

 ひきこもり=〇〇

 

 それはテレビの中のハナシだと

 割り切って観ていただきたい

 

 DV=ひきこもり

 っていう図式にはならない

 

 ひきこもり と DV は分けて考える

 

 そこで、「DVをふくんだひきこもり」について

 

 なぜ他人とうまくいかず、ひきこもってしまうのか

 なぜ他人とうまくいかず、攻撃的になってしまうのか

 なぜ、他人と、うまく、やっていけないのか

 

 それはパーソナリティ障害をはらんでいるから

 

  

親のチカラがなくなる時

 

 子どもの頃から

 他人とうまくやれない

 なんか他人に劣等感がある

 

 そんな子どもの最大の味方は「親」

 「母親」の優しさに癒やされ

 「父親」の絶対的権力に憧れる

 

 「親」のルールを守っていれば

 自分は他人のレールから外れない

 

 だから「親」のルールを守ることで

 自分の自信のなさや劣等感を感じないですむ

 

 。。。思春期までは。。。

 

 思春期になると

 自分の感受性にも変化がでてくる

 そして友人や知り合いの生活パターンが多様化し

 「親」のルールでは適応できなくなる

 

 そうして「親」への無力感が

 怒りにかわってくる

 

 他人も自分も思春期になり

 肉体的、性的な変かのまっただなかで

 親に絶望するという大きな

 越えることのできない壁に

 ぶち当たっていく

 

 ホントは他人とうまくやりたい

 でも、うまくいかない

 「親」を信じていれば

 他人とうまくやれる

 せめて他人とのレールからは外れない

 

 それが思春期に崩れ去ることになる

 

 他人とうまくやりたい

 失敗したくない

 批判されたくない

 拒絶されたくない

 自分を愛して

 自分を受け入れて

 という気持ちからくる欲求を

 「親」にたよって順応してきたようにみえた

 

 なのにまた他人から拒否されてしまった

 

 奥底には信じていた親への

 絶望からくる怒りがある

 

 

回避性パーソナリティ障害

  

 パーソナリティ障害の中には

 他人とうまくいかないことを恐れ

 

 他人から拒否されることを

 自分の命をかけて

 避ける

 

 その生き方のための必要なひきこもりがあり

 親への絶望的なまでの怒りがある

 

 そして自分は悪くないとかんがえ

 自分の問題を

 他人が悪いということにすりかえ

 いつまでも治療的アプローチに進展しない

 

 問題を自分の問題と認識することではじめて

 その子の人生は動き出せる

 

 今日は先日相談に来てくださった方へ向け

 すこし漢字多めでお送りしました

 

 ひきこもり問題は大きな社会現象です 

 

 なのに治療法が確立していない理由や

 ママ友やテレビの中に答えを求めてはいけない理由を

 数回に分けて書きました

 

 もし、少しでもお話ししてみたいという方は

 HPから問い合わせください

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