自由になりたい

生き方は自分で決めていいんだ

ひきこもりへの対応

環境をかえる

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聞こえないメッセージ




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短くてもいいから野外キャンプ

 

 昨日は

 穴に墜ちたひきこもりを

 ロープを使って助けるたとえ話を出しました

 

 いわば

 待ってタイミングをとる

 方法です

 

 「もう待てない!」

 「いつまで待つの?」

 っていう家族もいます

 

 この方法は

 ひきこもり本人のタイミングをみて

 墜ちないように墜ちないように

 そ~っと

 「右手はここ。次は左足をこっちに」

 ってカウンセリングしていくカンジです

 

 もうそんな状態じゃない

 本人にそんな気が起こりそうにもない

 家族じゃ判断できない

 

 では、相談してください

 

 それはちょっと。。。

 

 ほかに、家族でできることない?

 

 ってことで、最初に書きましたが

 

 「2,3日でいいから野外キャンプでもしましょ」

 

 すこしでもいいから環境をかえましょう

 

 ひきこもっていた日常とはちがう

 非日常になる

 

 ひきこもれていた環境とは切り離された環境になる

 

 ひきこもれていた日常のモンダイが

 白紙になることで

 モンダイがモンダイでなくなる

 

 切り離された環境では

 ひきこもっていたジブンから

 ありのままのジブンになる

 

 ひきこもりの時に感じていた無理と

 野外キャンプで感じる無理はちがうものになる

 

 キャンプ場にはたくさんの他人がいて

 つねにジブンを誰かが見ている

 不自由さやジブンのペースではなくなる

 

 ひきこもっていた時と

 まったく別の生きづらさを経験できる

 

 実際に、ひきこもりの支援に

 野外キャンプを行っている団体もあります

 

 ひきこもりの原因となった環境から

 ちがう環境に変えることで

 そのモンダイは白紙になる

 

 家族としては心配かもしれません

 でも、ひきこもりの対応の原則を

 覚えておいてください

 

 

アウトラインをとらえる

 

 一緒に住んでいるため

 毎日、毎時間

 なやみは出てきます

 

 そんな中、明日や半年後、数年後まで

 考えるヨユウはないかも知れません

 

 だから、ここだけでも

 専門家などとお話をするといい

 

 ひきこもりからのリカバリーは

 本人の成長がいちばん大切です

 

 セッションやセラピー

 カウンセリングや野外キャンプを通じ

 ひきこもり本人が成長しない限り

 ひきこもりは解消されない

 

 そしてひきこもりから

 リカバリーしたときには

 本人は成長できたという

 ニンゲンとして一段上に登っていけた

 

 思えないかも知れませんが

 成長するチャンス

 なんです

 

 成長をできるチャンスにいる家族を

 信じて見守ること

 それが寄りそうってことです

 

 その家族を

 まずは受け入れてください

 

  

北風と太陽

 

 有名なハナシなので

 知ってますね

 

 

 ある日、北風と太陽が言い争いをしていました。

 「どちらが強いのか」

 ただ話いてるだけではラチが明かないので

 チカラ比べをすることにしました。

 「道を歩いている旅人の上着を脱がせたほうが勝ち」

 北風は、力いっぱい冷たい風を吹いて上着を吹き飛ばそうとします。

 しかし旅人は寒さにぶるぶると震え、上着をしっかりと押さえてしまい

 脱がせることはできませんでした。

 太陽は、さんさんと光を照らします。

 最初は優しいあたたかさで旅人を包んでいましたが

 だんだん日差しを強くしていくと、

 旅人はあまりの暑さに上着を脱ぎました。

 チカラ比べは太陽の勝ち。

 手っ取り早く乱暴な手段をとった北風よりも

 ゆっくりと気長に着実な方法を選んだ太陽のほうが

 目的を果たしたというお話。

 

 教訓は

 外から強いチカラを加えても

 目的はかなわないってこと

 

 ひきこもりを何とかしたいとき

 無理に外へ出そうとしても

 外へは出ないです

 

 内側から温めることで

 心をゆっくりほぐす

 

 回りくどいと思われることが

 じつは早い解消につながります

 

 目的を果たしたいなら。。。

 

 

モンダイだけをみてはいけない

 

 不登校を例にします

 

 不登校は「学校に行けない」

 が家族の主訴になります

 

 学校に行けない

 だからひきこもり

 学校に行けば

 ひきこもりじゃない

 

 と考えて

 学校に行くことで

 ひきこもりが解消する

 と考えてしまいがちです

 

 学校に行くことが

 ひきこもりのモンダイ解消じゃないです

 

 そしてもっと重要なこと

 原因がなくなっても

 ひきこもりという状態が

 解消するとは限らない

 てか、原因がなくなっても

 ひきこもりは治りませんよ

 

 そして、登校するという

 無理なチカラを外から加えれば

 北風と太陽になります

 

 それは本人をさらに苦しめることになり

 ひきこもりは解消にむかわず

 どんどん苦しみは増していくばかり

 

 その不快から逃げ出す行動を

 ひきこもり本人は

 強化しながら

 その行動を続けていく

 

 課題や原因、主訴に

 こだわり続けることが

 本人を苦しめ

 ひきこもりを強化してしまいます

 

 だから、専門家にそうだんしてください

 ママ友や知り合いではなく

 精神科医スクールカウンセラー

 県や市役所にも

 相談できる窓口はあります

 

 もちろんこちらでも

HPから問い合わせください

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