自由になりたい

生き方は自分で決めていいんだ

欲しい物を手に入れるには

欲しい物があるから手に入れたくなる

 

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恒常性を維持したいから

 

 ホメオスタシスについては昨日書きました

 必要な不安定、ストレス

 それをダイナミックに維持する内部システム

 

 ニンゲンには生来そなわっているので

 意識に上がることはないです

 

 では、このホメオスタシスが「やる気」と

 どう関わってくるのか

 

 そのダイナミックな作用が

 目標(目的)をたっせいするための

 手段になっているから

 

 お腹が空いた(不快)

 食べたい(動因)

 食べる(行動)

 

 この場合、動機は「お腹が空いた」になり

 「不快を解決したい」という欲求がでます

 不快を解消するための手段はいろいろありますが

 ほとんどの方は「空腹を満たす」「空腹をまぎらわす」

 という解決策をとります

 

 動機づけとは

 不快を解消するために感情が動くことで

 自分なりの解消方法をとろうとした原因部分です

 

 で、動機とは

 人間がある状況のもとで

 「その行動を決定する意識的・無意識的な原因」

 

 生きるうえでの原因は意識に上ってこないので

 「お酢を舐めたから、いつもより多めに膵液だそう♪」

 「体内の水分が少ないから、尿道でH2Oをもっと再利用しなきゃ!」

 なんてこと考えたりしなくても

 勝手にやってくれます

 でも、そこにはニンゲンの本能ともいうべき

 ダイナミックな作用があります

 

 ただ、意識に上ってこないだけです

 で、偶有性をはらんでいます

 

 のどが渇いた、お腹が減った、眠りたい、疲れた、トイレ行きたい

 

 快をもとめ、不快をさける

 

 これを外因的刺激からくる欲求を

 解消する行動に出る(出ない)原因になるので

 

 外発的動機づけと言います

 

  外発的動機づけは「本能」とも言いかえることができるため

 欲求解消に使われる

 肉体的・精神的のパワーがものすごく強い

 

 外発的動機づけを

 洗脳テクニックに利用されることが多いため

 こじれて動機づけされた

 感情、やる気、行動は

 

 じょうずにヒモ解かないと

 かなりヤベェ状態になってしまいます

 

 外発があるならもちろん

 

内発的動機づけもある

 

 行動そのものが目標(目的)になっている

 

 外発的動機からくるのは

 欲求(快をもとめ、不快をさける)があって

 解消したいと思って行動に出る(出ない)

 

 内発的動機は

 行動が欲求となっている

 

 子どものころから体が弱かった角田さん

 すこしでも体を強くしたくて空手をはじめた

 

 「自分の病弱さをどうにかしたくて、空手をするという行動をとる」

 

 病弱でも生きていけます

 空手以外の方法もあります

 水泳を始める方、環境の良いところへ引っ越す方

 

 病弱も空手も絶対条件ではないです

 

 空手がすべての人にとって良い方法ではない

 病弱の解消をジブンの考えでキメる

 病弱の解消をDrの意見をもらわなかった

 子どものころの考えは経験がたりないので最善策ではない

 キメるという選択が正しい保証はない

 ちがう環境、ちがう考え、ちがう情報と比べていない

 

 角田さんがまちがっているのでないです

 ただ、そこには正しさというものは必要ないのです

 

 つまり

 ニンゲンの行動に正しさは必要ない

 ということです

 

 

 以前にも書いたことですが、

 重要なのでもう一度

 

 内発的にでてきた欲求=行動

 外発的動機づけを介入されたとします

 自分で介入させても

 他人から介入されても

 ほぼ同じことなのですが

 

 外発的動機は「ごほうび」です

 

 「この大会で優勝したら自分にごほうびをあげよう!」

 「市内で一番になったら欲しい物買ってあげる!」

 ってやつ

 

 「自分で自分を褒めてあげたい」

 くらいなら良いのですが

 

 ごほうびが目当てになって

 もとは病弱だった自分のため

 という欲求を

 勝ったらごほうび貰えるから

 に変わってしまうと

 

 空手をする目的が「ごほうび」になってしまう

 

 外発的動機づけは本能に近く

 とても強力なパワーがあるため

 内発的動機づけだったはずの行動が

 外発的動機に入れ代わってしまう

 

 これが「ごほうび」だめな理由です

 

 

空手をつづける角田さん

 

 もうひとつ

 

 病弱だった角田さんは

 空手をすることで

 はじめ目標だった

 強い自分を手に入れます

 

 目標は達成されました

 

 でも、角田さんはごほうびもないのに

 ツラい練習を続けました

 

 厳密に言うと

 「病弱を解消したい」は外発的動機づけです

 それが内発的動機づけになり、自律した

 

 自分のなかの欲求が

 はじめの目標をクリアしても

 さらに高くなる

 

 ここには自己実現という

 意識に上ることができる

 本能的にもとめる欲求に関与していきます

 

 次回は、ニンゲンがダイナミックに

 刺激をほしがることについて

 モチベーションを取り上げていきたいと思います

 

 

 

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