自由になりたい

生き方は自分で決めていいんだ

感情と動機について

動機があればやる気になる

 

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新生児のころから発生している

 

 先週、作業興奮について書きましたが

 今日はもう少し突っ込みます

 ここまで書くと

 読みづらいとは思いますが

 まぁ、自分用のメモですね

 

 心理学の研究は歴史的に見ればつい最近のものです

 見えない世界なので

 オカルトや超能力と一緒にされて

 カン違いされたままの分野もあります

 

 以前、どなたかが

 「メンタリストのDaigoさんは心理学者ではなく心理学好きな青年」

 と表現していました

 

 んー、ビジネスで成功することがDaigoさんの狙いなら

 完璧に成功しましたけどね

 

 心理学はまだまだ未成長の分野です

 なので、今の解答が当たっているかは

 これからの未来にかかってます

 

 新生児にも運動(作用)があります

 だいたい生後11ヶ月までには

 

 はよろこびや愛

 不快は痛みや怒り、恐れになっていきます

 

 親(主な育成者)との感情のやり取りも

 この快や不快の感覚から学んでいきます

 

 生きることで発生する興奮が

 ある時はここちよい

 ある時は居ごこちわるい

 に分かれます

 

 それが親(主な育成者)との交流反応の中で

 ある程度の一般化がみられます

 

 生まれてからは

 足をバタバタしたり

 なんとなく笑ったり

 目を見開いたり

 

 はじめは特に意味を持った行動ではないのですが

 おしりが濡れていたり

 お腹が空いたり

 なんとなく泣いたり

 

 そこから親(主な育成者)がどんな反応を起こすかで

 じょじょに一般化して学んでゆきます

 

 そうすると、はじめは意味をもたない運動(作用)だったのが

 「どうすれば望むものを手に入れることができるか」

 という意味が生まれます

 

 その意味を持つことが動機になります

 

 この「望むもの」が

 本人にとっても

 親(主に育成者)にとっても

 「良い」ものであるとは限りません

 

 これはラケット感情などで詳しくみていきますが

 意味のない、または良くない場合が往々にしてあるのです

 

 

動機(Motive)とは恒常性の維持

 

  恒常性ってききなれないコトバですが

 恒温動物にたいして変温動物なんて

 いつだったか習った気もします

 変わらないでいようとすると言ってしまうと

 ニュアンスが違いますが

 「その状態を維持しよう」というカンジです

 

 人間の体はすごいもので

 お酢を小さじいっぱい舐めたとします

 すると浸透圧が変わって

 酢酸成分をうすめようと、勝手にしてくれます

 

 だってpHがかわるのは生きていく上でこまりますから

 

 ニンゲンのpHはおよそ7.4です

 中性を7として

 酸性が0

 アルカリ性が14

 

 ニンゲンの体の中は

 唾液がおよそ7

 胃液が1

 腸管が8.3

 で、体液が7.4です

 

 胃液は超酸性でその中でも生きられる

 ピロリ菌はすごいな~

 

 このバランスが崩れると

 たちまち人間の体はおかしくなってしまう

 

 生命の危機です

 

 でも、お酢を舐めてもなんとも無い

 それは人間の体が

 恒常性を持っているから

 専門的にはホメオスタシスていいますが

 

 これはややダイナミック作用です

 

 ワンちゃんが体温を維持しようと

 ベロを出して一生懸命

 ハァハァハァハァいってるカンジ

 

 ニンゲンの恒常性は

 不安定であるがゆえに安定し

 安定するために不安定さが必要

 

 不安定であることはストレスです

 

 ノンストレスがいい!って思ってる方も

 じつはストレスがないと生きていけません

 

 ストレスや不安定さは生きるのに必要なのです

 

 そしてそれは偶有性を含む

 

 

必要な偶有性

 

 偶有性って聞き慣れないワードがまた出てきました

 偶然な性質ってことでいいです

 

 蜂の巣の形って大体似てます

 でも、一つとしてコピーはない

 

 自然界にはストレスがあって

 不安定さがあって

 たまたま偶然がある

 

 ゲーデル不完全性定理とはちがいます

 

 完璧とか無矛盾とかでなく

 

 ホントにたまたま偶然

 

 説明しろって言われても

 説明できないんだよな

 ホント、たまたまだから

 

 ニンゲンが生きていく上で

 必要な偶有性で 

 必要な不安定さで

 必要なストレス

 

 次回は

 恒常性と偶有性が

 ニンゲンのやる気や動機に

 どう関係してくるのか

 について記事を書きたいと思います

 

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